普茶料理
江戸の初期に中国の高僧、隠元禅師が黄檗宗と一緒に禅院の精進料理を持ってきました。
普茶料理といい、普く多くの人にお茶を差し上げるという意味がある。
お寺の行事の打ち合わせなどの会合の時に、茶礼という儀式をした後に出る精進料理を普茶というのだそです。
先日、万福寺に行って白雲庵で普茶料理をいただいてきました。
扁額は隠元禅師の筆跡。
入って右手に自悦堂という酒樽で作られた茶室がある。
白雲庵は元、万福寺の塔頭で開山自悦禅師の木造が安置されている
座ると先ずスメという蘭茶が出た。
マフというゴマ豆腐で精進料理にはつきもので 上に乗っている赤い実はざくろ。
本来は一座に4名なので大皿には倍の料理が盛られる。
ウンペンは吉野煮だが写真のピントが合わなかったので映像はなし。 葛でとろみをつけてあった。
ロンパンという盛り合わせは、ごぼうが門松にしてあった。 梅は程よく甘く煮てある。
采煮の盛り合わせでシュンカンという。 かば焼きに見せてあるウナギもどきもあり、食べてみると不思議にウナギを食べている気分になる・・。
味付け天ぷらでユジというもの。アツアツでヘルシー
そのあとソジュウという汁とエンサイという香の物が出る。
ご飯はヒンタンと言いおひつに入った季節のもの、ふりかけみたいに混ぜてあるものは抹茶にする前の碾茶だった。
茶壺に詰めてもらった碾茶を石臼で挽ききれないときはこのようにして使おうと思った。
もどき料理で赤いこんにゃくを刺身や肉のように使い、素朴で淡白な味付けなのに色彩の美しさと盛り方でとても華やかで豪華だった。
すべておいしくいただきました。
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